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dynabookとは
ダイナブックは、文字のほか映像、音声を持つ「本(book)」のような存在であり、それを扱った人間の思考能力を高める存在であるとしていました。
(その思想に近いのが、
最近アメリカのNPOが開発して「100ドルパソコン」として話題になった「OLPC」です。)
その思想を意識して東芝によって名づけられたdynabookは、
1985年に輸出用に販売された世界初の「ラップトップ型パソコンT-1100」がその始まりとなります。
その輸出市場での成功と、このパソコンの開発時に得たパソコンの小型化のノウハウが、
後に登場する世界初のノート型パソコンのdynabookに生かされることとなります。
ダイナブックは、その堅牢性や、世界的なサポートでの信頼性で、世界でも人気のシリーズとなっており、東芝はノートパソコンにおいて1993年から2000年までノートPCシェア7年連続世界1位を獲得する成果を挙げました。
東芝のノートパソコンは、以前は輸出向けを中心に、様々な種類のブランドがあったものの(「Tecra」や「Equium」など)
現在は「dynabook」の他に「Qosmio」「Libretto 」などの名称に統一されています。
なお、以前の東芝のノートパソコンには「アキュポイント」とよばれるポインティングデバイスがキーボード上に搭載されておりましたが、
タッチパネルの普及に伴い、現在はほぼ製品から姿を消しています。
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Last update:2018/3/2